乳房縮小のリスク

乳房縮小のリスクと問題点

胸の整形

乳房縮小にはさまざまなリスクがあります。一番大きなリスクとなるのが、血管への損傷を引き起こすことで血流障害を起こし、周辺組織の壊死が起こってしまうことです。もちろん、医師は血管を大切に丁寧に処理しますが、腫れなどによって悪化してしまうこともあるので完全に防ぐことは難しいものなのです。ここでは乳房縮小によって引き起こされるリスクと問題点について詳しくご紹介します。

乳房縮小のリスクと問題点

乳房縮小には下記のようなリスクを伴います。もちろん医師はこれらのリスクを回避するために手術への工夫を凝らしていますが、それでも引き起こす可能性は否定できません。大切なのは万一引き起こした場合の対処法なども影響することを忘れないでください。

  • 皮膚の壊死
  • 目立つ傷跡
  • 血腫
  • 左右差
  • 左右の乳首の位置の違い など

皮膚の壊死

乳房縮小の手術のリスクとしてあまり目立った表現をされているクリニックはありませんが、実は部分的な皮膚の壊死というのはけっこうな頻度で起こります。その理由はやはり広範囲に切除を行うことによって生じる血流不全によるもの。これまで隅々まで行き渡って血流が組織の切除や腫れなどによって大きく遮断さることによって生じるリスクです。
もちろん、狭い範囲の皮膚の壊死であれば問題ありませんが、状態によっては広範囲に及ぶ可能性があるため乳房縮小は専門性の高い美容外科で治療を受けることが重要です。

目立つ傷跡

乳房縮小の傷跡というのは乳輪周囲にアンダーバストに向けて逆T字型にできます。そのため傷跡は目立ちやすい傾向にあります。もちろん時間の経過でかなり薄く変化し目立ちにくくはありますが、かなりの時間を要するとお考え下さい。
ただし、乳房を小さくする方法はこの方法しかなく、サイズダウンしたという効果・結果には十分満足される方が多いので、傷跡が気になるから手術には踏み込めないという方は、傷跡よりも得られるものが大きいと考えた方が良いでしょう。

血腫

血腫はどんな手術で避けることのできないリスクの一つ。特に乳房縮小ともなると乳腺や脂肪組織ですので元々が血管が豊富な部分を切除するためそのリスクはさらに高くなるものです。通常、ある程度の出血を想定するため術後はドレーンを1、2日程度留置するのが一般的ですし、そのほうが万一の際の回復も早いため留置することをお勧めします。
ですので無理に仕事を入れるなどは避けるよう術後のダウンタイムには十分注意しましょう。

左右差

術後の左右差を引き起こしてしまう可能性はありますが、それは医師側の問題で主にはデザインの問題が大きいでしょう。小さい方に合わせるように大きな胸を小さくすることは修正手術で修復可能ですが、逆に大きくすることはできませんので注意が必要です。

いずれにせよ、乳房縮小にはこのような幾つものリスクや問題点があるのは事実です。しかし、実際に治療を受けられた方の多くは結果・効果に非常に満足されます。大きな胸で悩んでいる方は是非乳房縮小を検討することをお勧めします。

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