【円形脱毛症②】円形脱毛症の原因を探ることにしてみた

第二話　円形脱毛症の原因を探ることにしてみた

円形脱毛症の原因
まず自分がどうしてここ2～3か月で円形脱毛症になったのかを考えるために、その原因となることを探ってみた。
様々なサイトを見ると原因はいくつかに分かれるが、まとめると以下のようになる。

１、ストレスによるもの
２、加齢によるもの
３、自己免疫によるもの

その中でも突発的に表れる円形脱毛症の場合、圧倒的に「１」が多く、次いで「３」という感じだろうか。

となると、ここ２～３か月でどんなストレスが自分に降りかかってきたのかを振り返る必要があった。
しかし、脱毛が始まるのは、実際にストレスを感じた直後からではなく、少し時差を伴って抜けることもあるので、直近２ヶ月から数ヶ月さかのぼって考えてみた。

自分の外部環境での大きな変化としてここ半年での出来事としては

・新しい仕事の始まり
・それによる新しい人間関係の始まり
・過去の人間関係の断絶
これらが考えられた。

まず新たな仕事の始まりは、これまで自宅で仕事していたのだが、クライアントの要望で週に2日ほど電車を乗り継いで40分かかる職場に朝8時～17時まで勤務することになった。
これまでフリーランスとしてほぼ毎日自宅作業だった自分が、十数年ぶりに満員電車に揺られるというのは、大変なストレスだ。
加えて出勤すればそこには日本の職場独特の「無音」の世界が広がる。
コーヒーでも飲みながら、気軽に音楽でも聴きながら仕事をするのが自分のスタイルなのだが、みなモクモクと机に向かい、きっちり仕事をしているのだ、、、この空気がすさまじいストレスに感じたのは間違いない。

新しい人間関係の始まりは、この時期新しい交際相手ができた事。
と同時に、これまで宙ぶらりんになっていた古い友達や異性の食事友達などと関係を切らねばならない人たちが居た。
それが異様なほどストレスをともなった。

この２つ（３つ）が自分にとってとてつもないストレスとなって、ほとんど眠れない日々も続いたのだ。

考えられるとしたらこれだろうかなと思うが他にもある。

まず肩こり、首のコリがここ数ヶ月でひどくなった。
肩の筋肉は背中を通じ、頭皮までつながっている。
ひどい肩こり、首コリは頭の筋肉のコリにもつながり、血行が悪くなり、それが原因で毛根を刺激したとも限らない。

しかし、自分は以前から肩こりと首コリはあったので、ここ数ヶ月で突然その症状が悪化し脱毛するほとどの理由とは考えにくい。

次に考えられるのはシャンプーのやり方とすすぎの方法だろうか。
まずシャンプーは体質に合わせて使うことがとても重要だというのは理解していた、ただ大手のメーカーが体に悪いものを作るはずがないという思惑から、それなりの値段のものを買っていれば心配ないと思っていた。

シャンプーと体質との相性はもちろん重要だが、それ以上に重要なのはシャンプーの方法とすすぎの方法と言える。
これは、あとから気づいたのだが・・・。

男性は結構適当にシャンプーを手に取り、直接頭皮につけてごしごし洗い、ざざっとすすぐ。
しかし、まずこの直接シャンプーを頭皮に付着させるというのはあまりよろしくないようなのだ。
そして最も重要なのはすすぎの方法。

自分ではすっかり流したと思っていても、微量の残液が残っているケースもある。

こうした残留物が頭皮を刺激し、かゆみやふけの原因にもなるらしい。

そしてそれが長い間続くと、頭皮を修復するために自己免疫が頭皮へ影響し、正常な細胞までも攻撃してしまうというが、自己免疫による脱毛の理由だろう。