【円形脱毛症④】円形脱毛症の具体的な治療に取り掛かることにした
第四話 具体的な治療に取り掛かることにした
前回のエントリーでは、プロジンという緑色液体の薬を塗布する経過をお伝えした。
まずそのプロジンの使用感だが、即効性はもちろんない。
脱毛してしまった部位に直接塗布し、軽くマッサージし続け、それを1日2回(主に朝と夜)繰り返しながら、気長に待つ。
これを1週間続けたが、症状が回復するどころか、さらに抜け毛エリアは広がりつつあった。
もちろんこれは薬のせいではなく、症状が現在進行形で拡大しているからなのだろう。
これを友人の医師に相談したところ、プロジンだけじゃなく注射もどうかと打診された。
とても信頼している人なので、ぜひともという話になり、来週の木曜日、いよいよ頭皮に直接的な注射を打つことになった。
・・・・そして木曜日・・・・
この注射というのは「ケナコルドA」というお薬。
まずは医師から頭皮の状態を見てもらったのだが、自分が思った以上にあちこちに脱毛が見つかった。
鏡で見ると頭の前部、横側しかわからないのだが、一番大きな右側前部は修復しつつあるようで、一番進行しているのは、右側襟足の上あたり。
え?!そんなところにもあったのか。。。と少し驚いた。
ここは鏡では確認できない・・・
そういえば、以前その部分が赤く腫れあがり、かゆくてかゆくてガリガリ掻いていたのを思い出した。
もしかしたら、その炎症があったせいで、自己免疫が頭皮の細胞を攻撃して脱毛したのかな、、、などと素人ながら考察してみたが、脱毛が進行しているかどうかを見定める一番簡単な方法は、脱毛周辺部の髪が指で簡単に抜ける事らしいので、試してみたがよくわからなかった。
ただ、ふろ上がりには毎回大量に抜け毛があるので、おそらくは怖くて力を入れていないだけで、少し引っ張れば抜けてしまうのだろう。
右側前部の大きなクレーターのようなところはそうでもないが、右側後ろ、襟足近くの脱毛部分周囲の毛は医師にためしてもらったら・・・軽く抜けるらしい。
そこが少し心配だという。
で、いよいよ注射の話だ。
注射にはいくつかの選択肢があり、発毛効果を促進するものもあれば、ステロイドで免疫を抑えるものもあるらしい。
で、今回は後者を選択するという流れになった。
自分の免疫が攻撃しているのであれば、それを抑えれば必然的に頭皮も改善してくる。
その理論にお納得だったし、何より信頼している友人からの提案なので、ぜひともということで受けることにした。
心配なのは、自分が注射の痛みに弱いということくらいだろうか。
聞いたところ5ミリ間隔で打つという。
ということは、この巨大なクレーターには何か所打つのかと少し不安になった。
ただ、痛みと禿、これを天秤にかけた場合、明らかに公式はこうなる
痛み < 円形脱毛症
ケナコルドAの予約をし、次回はこの注射の効果について報告してみたいと思う。