アゴプロテーゼ

顎プロテーゼ

輪郭形成

顎がない。後退している。そんな悩みを解消できるのが「顎プロテーゼ」による美容整形手術です。ヒアルロン酸注射などフィラーによる治療とは違い半永久的に効果が持続できるだけでなく、仕上がりの自然さや希望する形の表現の正確性において抜群の効果、美しさを導き出すことができます。
ここではそんな「顎プロテーゼ」の方法、術後の状態、仕上がるまでの経過についてご紹介します。

プロテーゼ

顎プロテーゼとは、シリコンでできた人工軟骨を顎先に挿入し、後退しているアゴを前に出したり、短いあごを長くすることで見た目の美しさを整える輪郭の美容整形手術の一つ。すべてお口の中から治療しますので傷跡の心配はもちろん、周いに気付かれることなく顎を整形できるのが特徴の一つです。

顎プロテーゼの効果

顎プロテーゼは主にこれらの効果・作用を導き出すことができます。

  • 顎を前に出す
  • 理想の顎先にできる
  • 顎を大きくする
  • 知的な印象になる
  • Vラインの顎先
  • 顎のたるみを解消

治療の流れ

顎プロテーゼの実際の治療法・治療の流れについてご説明します。

顎プロテーゼの問題点

顎プロテーゼは治療そのものに問題があるわけではありませんし、治療の難易度としても決して難しい方法ではありませんが、適応によってはさまざまな問題点を引き起こしてしまいます。ここでは顎プロテーゼの問題点についてご説明します。

違和感・痛み
顎プロテーゼで意外に多いのが違和感、痛み。口が閉じにくくなるのと同じことで違和感や痛みとして感じてしまいます。原因はプロテーゼが向いていない骨格。顎プロテーゼは顎が後退しているから、前に出すことを目的として治療するのですが、実はそんな単純なことでは無いのです。顎がないのは単に顎先の骨が短いということではなく、後退している場合が多いのです。
顎が後退しているタイプの顎にプロテーゼを使ってボリュームを足してしまうと下顎全体が大きくなってしまい違和感や痛みを感じるのです。こういったケースの場合はアゴ削り(水平骨切り術)で後退している顎を前に出すことが適しています。骨切りは顎の大きさを変えることなく前に出すことができるので違和感や痛みを感じることなく自然で美しい顎のライン、輪郭を作り出すことができるのです。
感染
プロテーゼを利用する美容整形で問題となるのが感染です。何らかの原因によってプロテーゼ周辺に雑菌が侵入・増殖することで強い炎症を引き起こしてしまう状態です。痛みや腫れなどの症状を引き起こすため早急な対処が必要です。
ひとまず抗生剤等で様子を見ようとする医師もいるようですが、シリコンを用いた場合の感染症はほとんどの場合、内服で落ち着くことはありません。医師の判断にもよりますが、基本的にはシリコンの抜去が適切な対処法です。
口が閉じにくい
顎プロテーゼの問題点として医師があまり説明しないのが、実は口が閉じにくくなってしまう問題。実はこの症状を引き起こしてしまう方は非常に多い。原因はプロテーゼを挿入したことによって周囲が引っ張られることで生じてしまう状態です。
時間の経過で改善すると説明する医師もいますが、ほとんどの場合、改善しません。原因はプロテーゼが大きすぎるということ、もう一つはプロテーゼが向いていない輪郭で本来は骨切りが適しているケースです。

クリニックの選び方

こんなクリニックは危険

顎プロテーゼに関するざまざまなご質問

Q&A

顎プロテーゼに関する疑問・質問を一覧にしました。

思い通りの顎の形になるかどうか心配です。失敗しないポイントって何?
顎プロテーゼで大切なのはカウンセリングです。あなた自身がどういったフェイスライン、顎の形にしたいのかということを正確に医師に伝えることが大切です。美容クリニック側はシミュレーションなどを使ってあなたの術後のイメージプランを提案してくれますので、その内容が医師と共有できれば手術は成功します。
ですのでしっかりとしたカウンセリングを受けることが成功のカギです。
術後ってどんな状態で家に帰るんですか?
術直後には顎先に肌色のテープを数枚(3枚程度)貼っている状態です。目的はシリコンのズレを予防するため、腫れを少しでも抑えるために必要な処置ですね。顎先のテープだけですのでマスクをすれば十分隠せます。
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