男のエラ削り

男の見た目はエラ削りで変わる!

エラ削り

エラ削りをしようと決めた理由。

まず初めにお伝えしておきたいのは、私は男性であるという事。
そして美容整形の治療にあたる、輪郭形成、エラ削りをしたということだ。

エラ。
なんとも動物的な単語ではあるが、魚類から進化した人間にもその名残のようなものがきっとあるのだと思えば、それさえいとおしいのだが、現代人の顔は皆スリムで、ごっつい顔は正直言って余生には不人気である。

シャープなあごのライン、すらりと細長の顔は、テレビやユーチューブを見ていても、イケメンのオーラがばっちり出ているのだ。

自分が初めて顔にコンプレックスを感じたのはおそらく小学生の頃だろう。
小さいころは言葉に遠慮がない、やれ臭いだの、汚いだの、顔がぶさいくだの、、、そしてお決まりは「お前のカーさんでーべーそ」なのである。

まぁ今ではかわいい子供の言葉遊びなのだと思うが、自分の努力ではいかんともしがたい顔や体形、足などについていじめられると、さすがにどんな人でもへこんでしまうだろう。

さて、自分はそんなこんなで顔をいじられた部類だ。

やせていたので頬骨が張りやすく、ホームベースというあだ名をつけられたほどだった。

やがて中学生、高校生になると、そんな軽いいじめはなくなり、身体的な事は表立って言わなくなるようになる。
つまり遠慮である。

遠慮はしているものの、各自の気持ちの中に、相変わらず私のエラについての思惑はあるようで、その話題には触れないように必死なのが手に取れた。

ある日、雑誌で美容整形の告知を見たとき、最近は男性でも美容整形を受ける時代という見出しが掛かれていた。
それが本当なのか、セールストークなのかはわからないが、自分の気持ちが動いたのは事実だった。

まずカウンセリングに赴いてみた。
慣れた先生が、軽快に患者を裁くように、自分の顔に手をあて「あなたの場合、、、」「ここをこうして、、、」と説明してくれた。
好感度が高く、これが一般の医科と美容外科の違いなのかと衝撃を受けたが、やはりカウンセリングではいい事しか言わないだろうしと、改めてネットで様々な角度で検討した。

行きついたのは「形成外科専門医」と「美容外科専門医」の両方を持つ医師を選ぶこと。
骨削りの実績がしっかりあることを条件に、いくつかのクリニックを選んだ。

骨を削るということは、顔の形が変わるのだ。
失敗しました・・・!では困るからである。

話は端折るが手術はうまくいった。
ダウンタイムは2週間~3週間程度だったが、とにかく顔の印象ががらりとかわって、自分でも驚いた。
新しい自分との出会いとはまさにこのことかと思うほどで、なぜもっと早くやらなかったのかと思うほどだ。

美容整形は、国内ではいまだに否定的な人もいつだろう。
ただ、一生コンプレックスを抱えて生きるくらいなら、人生一度なのだ、後悔しない生き方を選びたい。