ハイフ
顔のハイフって本当に小顔効果はあるの?
HIFUの効果、作用を徹底解説!
最近テレビやメディアで取り上げられているハイフ。
顔のたるみ改善や小顔効果が期待できることから、多くの方の肌老化やキレイに対する悩みを解消できる方法として注目されています。ハイフは美容外科の手術とは違いメスを使わないので、外科的な治療に抵抗がある方、美容初心者の方にもおすすめの施術方法です。
HIFU(ハイフ)は医療機器ですので通常は医療機関でしか受けられないのですが、医療機器としての承認を得ていないハイフも多数存在し、多くのエステティックサロンなどでも行われています。しかし、そのようなハイフはヤケドなどのリスクを高める可能性がありますのであまりお勧めはしません。やはり医療機関でのハイフが望ましいでしょう。
ここでは、ハイフの治療の仕組みから効果・作用、エステサロンでの施術の違いについて徹底解説します。是非、参考にしてみて下さい。
ハイフとは?
ハイフ(HIFU)と言うのは「高密度焦点式超音波(High Intensity Focused Ultrasound)」の略称で、超音波を利用した治療法の一つです。
どういった原理かと言いますと、子供の頃、虫眼鏡を使った理科の実験を思い返して下さい。黒い紙に虫眼鏡を使って太陽の光を1点に集中させ、熱を作り出した経験があると思います。ハイフはまさにその原理を利用しています。どういったことかと言いますと、ハイフの場合、太陽の光ではなく超音波を使います。超音波を1点に集中させると、その集中した部分に強い熱エネルギーが作られます。その熱を肌の奥深くに照射しているのがハイフなのです。
HIFU(ハイフ)で期待できる効果とその作用
ハイフの効果はとにかく肌の若返り、リフトアップ、それによる小顔効果。さらに肌への作用によって毛穴の引き締め、肌のハリ・弾力の効果が十分に期待できます。
- リフトアップ・たるみの改善
- 肌そのものの若返り
- 小顔効果
- ほうれい線やマリオネットラインの改善
- シワが薄くなる
- たるみ毛穴の改善
- 肌のハリ・艶・弾力 など
これらの効果が十分期待出来るのがハイフです。次はその作用についてご説明します。
私たちの肌は表皮・真皮・皮下組織(脂肪細胞など)・S-MAS(表情性筋膜)・筋肉という複数の層で構成されています。S-MASは脂肪層と筋肉の間にある薄い幕で、ファシアとも呼ばれている筋膜群の一つでコラーゲンが非常に多いのが特徴です。
SMASの特徴は皮膚の深いところにあるのでこれまでのレーザー治療では届きませんでしたので最終的には外科的な治療以外に方法はありませんでした。
しかし、ハイフは皮下4.5㎜、3㎜といったかなり深い層まで行き届きますのでS-MASに対し、直接的に熱エネルギーを照射することができます。さらにすごいのは皮膚表面にダメージを与えることがないので施術後にトラブルを引き起こす心配はありません。
また、ハイフは65〜70度近い熱を発生させるため、照射部分のコラーゲンの再構築を速やかに行ってくれますので肌の質感も大きくかわると言うメリットもあります。
エステティックサロンと医療用HIFU(ハイフ)の違いって
エステティックサロンでもハイフを使った美顔・エイジング治療を行っているところが非常に増えています。しかし、医療用ハイフとは大きく違う点があります。それは出力と安全性です。どのような違いがあるのか具体的に説明していきましょう。
・出力の違い
エステティックサロンで使用しているハイフは、美容クリニックや皮膚科などの医療機関で使用しているものよりも出力が低く設定されています。これは、安全面を考慮して低出力のハイフを販売しているからなのです。
・効果の作用や持続期間に違いがある
医療機関のハイフは超音波の出力が高いだけでなく、安定した出力が供給出来るため治療効果を実感しやすいと言うこと。しかし、エステティックサロンで使用しているハイフは安全面から出力を低く抑えているため、医療機関と同じ施術をしても治療効果に違い生じるのです。
そのためエステティックサロンのハイフは医療機関よりも1回の効果が低く、持続期間が短い傾向にあります。そのため、十分な効果を得ることを目的とするなら医療用ハイフが必要です。
・治療価格に大きな違いがある
エステティックサロンのハイフは、はっきり言って医療機関よりも格段に料金が安いと思います。それはハイフそのものの購入価格が安いと言うこと、医療機器ではないためメンテナンスなどのランニングコスト・維持費が安く出来ると言うことがあるため施術費用を低価格にできる傾向にあります。
しかし、勘違いしてはいけないのが、低価格でも回数を重ねれば一定の効果を導き出すことはできるでしょう。それで何度もハイフを受けてしまうと結局は医療用ハイフと同じか、もしくはそれ以上にお金がかかってしまったなんてことも容易に想像できます。
ハイフを受けるに際して価格で決めると言うことも大切ですが、やはり効果・作用、さらには安全性も十分考慮しなければ結局は無駄金を使うことにもなりかねません。ご注意を。
・やっぱりハイフは医療行為である
もともとハイフは癌治療をベースに行われてきた医療行為です。その原理・作用から美容の分野へと少しシフトしてきたと言う歴史があります。そのためハイフを扱ったり、施術を行うのはやはり医師や医療従事者が行うことが望ましいと思います。
エステティックサロンは長年経験を積み上げてきた方も数多くいらっしゃいます。しかしそれはエステティックとしての経験であって医療行為とは全く別物です。餅は餅屋。やはりハイフは医療用ハイフが適切なのです。
また、万が一のトラブルが生じた場合、エステサロンでは迅速な対応は望めません。ハイフは、安全性を考慮して医療機関で施術を受けるようにしましょう。
オリジナルのハイフはありません。
よく美容クリニックのハイフの紹介文やキャッチコピーなどにオリジナルハイフの謳い文句を見ることが増えてきました。ハイフはそんなに適当なものではありません。ましてや医療機器です。本当にオリジナルの配布であれば厚生労働省などに承認を得なくてはいけません。そんなハイフ見たことも聞いたこともありません。存在すらないと言うことが現実なのです。
ハイフを受けるならココは外せない!
ハイフは同じ機械であればどこでも同じと思うでしょう。しかし、それは大きな誤り。ハイフは照射の技術、ショット数、適切なレイヤー(照射層)で効果・作用は大きく違ってくるものです。
ここでは安心して医療用ハイフを受けることのできる美容クリニックをご紹介します。