ワキボトックス

脇汗・汗ジミは「ワキボトックス」で速やかに解消する!

ワキガ・多汗症

脇汗の汗、汗ジミは不快感だけではありません。周囲に脇汗の汗ジミが気がつかれてしまうとやはり恥ずかしいなどの問題を生じ衣服などの選択にも大きな影響を与えてしまいます。やはり脇の汗、デオドラントケアというのは非常に大切なポイントなのです。
ここでは注射で簡単に勝つ確実に脇の汗を抑えることができる「ワキボトックス」についてご紹介します。

ワキボトックス

ワキボトックスとは脇に注射するだけで簡単に脇の汗を抑制し、ワキ汗の減少、汗ジミの悩みから解放される治療のことです。注射するだけなので誰でも気軽に受けることができるだけでなく、治療直後から普通の生活を送ることができるので非常に人気の高い医療用のデオドラントケアの一つです。

ワキボトックスとは

ボトックスというお薬をご存知ですか?内容成分はA型ボツリヌス毒素と呼ばれるもので、神経や筋肉の伝達を抑制する作用のあるお薬です。そのお薬を脇に直接注射すると、エクリン汗腺に作用し、脇から汗を出せという電気的な信号が遮断され脇の汗を止めることができるのです。注射直後から効果が出現するのではなく、注射後2、3日以降から劇的に効果を実感することができます。

ボトックス製剤

ボトックスというのはA型ボツリヌス毒素という成分のお薬です。国内ではアラガンジャパンというメーカーの「ボトックス・ビスタ」という製品だけが厚生労働省に承認され多くの医療機関で使用されています。しかし、ボトックス・ビスタ以外にも韓国製の数種類のメーカーのものも医師の個人輸入として医師が入手し、利用されている現実があります。
気をつけていただきたいのは、ボトックスには人のアルブミンが少量ですが使用されています。

効果と作用

ボトックスの効果ですが、注射後2、3日以降から効果が現れます。ヒアルロン酸やコラーゲンのように注射直後から効果が実感できるものではありません。

リスクと問題点

ワキボトックスにはほとんどリスクはありません。適正な薬剤の使用環境下であれば極めて高い安全性が認められています。ここでは想定されるリスクについて説明します。

効果を感じない

基本的にはボトックスは効果が出現します。万一、効果を感じないというケースでは、ボトックスの使用量(使用単位)が少なかった、製品の品質管理がしっかりとされていなかったなどの問題が想定されます。また、ごく稀にですが、ボトックスに対し耐性を作ってしまうケースがあるという報告があります。その場合、どれだけ適正量を注射したとしても効果は現れません。
その場合、ゼオミンなど他のボツリヌス製剤を使用する必要があります。

内出血

注射ですので内出血を引き起こす可能性があります。しかし、脇の下の内出血というのはごく稀で仮に出現したとしても2、3日で消失しますのでご心配は不要です。

注射時の痛み

脇部分に広範囲で注射でボトックスを注射しますので当然注射の痛みを感じてしまいます。クリニックによっては麻酔クリーム等を使用してくれますので事前に麻酔の有無、追加費用等を確認しておくこと。

ワキボトックスお勧めクリニック

ワキボトックスは注射するだけですのでどこでも同じだと思っていませんか?
実はそれ大きな間違い。医療機関によって使用するボトックスの量も違えば、品質管理にも差が生じます。そのためクリニック選びで脇汗の効果には違い生じる可能性が極めて高いのです。
やはり大切なのはクリニック選び。どういったクリニックを選ぶべきなのか、クリニックの選び方についてもご紹介しましょう。

ワキボトックスに対する疑問・質問集

Q&A

脇汗を簡単にかつ確実に止めることのできるワキボトックス。治療を受けたいと思っていても料金や副作用、効果について知らないことも多くなかなか治療には踏み込めない。そんな方のためワキボトックスに対するさまざまな疑問や質問を一覧にしてご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。

1回の治療で効果はどれくらい持続しますか?
一回の治療効果の持続期間は個人差はありますが、概ね4〜6ヶ月程度持続します。
ワキガにも効果はありますか?
ワキボトックスは汗を止める作用だけですので、ワキガに対する効果は期待できません。しかし、汗臭さに対しては軽減する可能性が期待できます。
脇汗が止まっても、他の部分に汗が増えると聞いたことがあります。その場所は事前にわかりますか?
脇汗が止まった後に、どの部分の汗が増えるかということについてはわかりません。その方で違ってきます。顔や手指、背中などに汗が増えやすい傾向にあります。
脇の毛はどうなりますか? 生えにくくなりますか?
脇の毛に作用することはありませんので生えにくくなることは無いです。
治療は何回通うものですか?
注射による治療ですので、基本的にはカウンセリング当日に治療を受け、その後の通院は基本的には不要です。しかし、効果は半年程度ですので、継続治療を希望する場合、年に2〜3回の治療が必要です。
汗を完全に止めず、人並み程度にまでに抑えれば、他のところへの汗への影響も少ない気がするんですが、そのように調整することはできますか?
量を調整することで汗の量を少し抑えたいという意味だと思いますが、基本的には難しいです。基本的な考え方ですが、脇汗を止めるか、止めないかという考え方ですので、少量の使用で適度に止めるというのはお勧めしません。その理由はボトックスの耐性の可能性がありますので中途半端な投与はリスクを高くしてしまいます。
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